水戸市民会館の展示室に行ってきました🎨

きっかけ

こんにちは🌸利用者キクチです✨

今日は、少し調子が良くなかった、ので……
「何か楽しいことをして、気分を上げよう!⤴️ それからOHANAに行こう!」
と決めました。
「そうだ、水戸市民会会館の展示室🎨を見に行こう!」
と思いつき。
2023/7/2に開館したばかりの、水戸市民会館の展示室へお邪魔してきました✨

その中で、「これ、素敵だなぁ……🤩」と思った作品がありましたので。
(どれも素敵な作品なんですけど、私の、凡庸ではありますが琴線に触れたという意味で)
写真付きで、個人的な感想ではありますが、感想を書かせていただきます。

「河原石A」「河原石B」/宇留野信章

展示室の入り口を入ってすぐ右側の壁に展示されていたこの作品。
目にした瞬間、
「むむっ、これは!🧐」
感嘆の声が出ました。

平凡な言葉ではありますが、
「博物学的」「標本的」「宮沢賢治」
という言葉が浮かびました。

河原で拾った石(?)を、ここまで美しく、そして芸術的に描いた作品があったでしょうか……!

各々の石が、正方形で区切られたスペースの中に収められて描かれているせいでしょうか。
それとも、展示室がとても静かだったせいでしょうか。
博物館で、鉱石の標本を眺めているような気分に浸ることができました🔍

もちろん絵画なので、手に取ることはできないんですが……
でも、「この石たちを手にとって、虫眼鏡で観察したい!」と思いました。
そういう意味で、この絵は「標本的」「博物学的」という言葉が似合うな、と。
石を愛した「宮沢賢治」の熱情にも重なる部分があるのかな、と思いました。

「廻游」/鎌田理絵


実はこの作品だけ、先月、見たことがあります。
サザコーヒー本店のギャラリー「ギャラリーSAZA」で、鎌田理絵さんの個展があったので……。
(そこから、今月のこの水戸市民会館での展示も知りました)

なので、私の1番の目的は、実は、この日本画でした🐟🪼

植物のなよやかな美しさと、魚とクラゲの生物的な美しさが……!
それを、鮮やかな色ではなく、白を多く使って表現しているというのが印象的です。

なんというのか、美人の幽霊を描いた絵にも似た、少し浮世離れした雰囲気と言いますか。
この世にはない風景を幻視して切り取ってきたような。
「この世のものではない」美しさを、病的にではなく美しく描いた作品だな、と感じました。

この作品のすぐ隣に展示されていた「游」という作品も魅力的でした。
ぜひ皆様にも、自分の目で見ていただきたい作品です……!

「春の詩」/田仲範子


「工芸美術」、と展示の説明に書かれていたので、「?」と不思議になりました。
でも、少し近づいて観察してみて、納得!

どうやら、糸を使った「工芸芸術」だったようです🧵

繊細に糸が組み合わされ、編まれたこの芸術。
少し近づけば、さまざまな色の糸が使われていることがわかるはず。
そして、
「これを作るのに、どれだけの時間と根気が必要なんだろう?」
と、びっくりするはずです。

タイトルの「春の詩」からも、繊細で華やかな印象が伝わってきます。
春らしさ🌸を感じる、ピンクや黄緑などの色を使った華やかさ。
そして、糸🧵という素材の繊細さが、この芸術の「美しさ」を構成しています✨

「『工芸芸術』と聞くと、少し難しそうな印象は受けるけど、こういうのもあるんだ!」
と、新たな発見でした✨

おわりに

今日は、水戸市民会館の展示室の展示作品についてご紹介しました✨

この展示「水戸の風」は、市民会館の開館記念事業。
7/17(月・祝)まで開催されており、入場料は無料!
ここで紹介した作品だけでなく、彫刻、写真、デザイン画なども展示されています。
ご興味のある方は、水戸市民会館2階の展示室へ、足を運んでみては?

【水戸市民会館公式ホームページはこちら】

タイトルとURLをコピーしました
ブログ更新しました✨ / 2024年05月18日 ブログはこちら