シューベルトの「アヴェ・マリア」を真剣に聴いてみた🎹

こんにちは🌺 利用者:凌霄花のうぜんかずらです。

今日、1月31日は、歌曲「魔王」「野ばら」「アヴェ・マリア」などを作曲した、オーストリア出身の作曲家、フランツ=シューベルトの誕生日です。

私は、あまり「クラシック」に触れてこなかった&クラシックを真剣に学んでこなかったので、恥ずかしながら、「魔王」「野ばら」は、
「学生の時に、音楽の授業でやったなぁ」
というくらいの思い出しかないです……(´・ω・`)

特に、「魔王」に関しては、当時、音楽教科担当の、すごく苦手だった先生に、ドイツ語(原語)で歌うことを指示されて、ドイツ語歌詞の上に、カタカナで書かれたドイツ語の発音を追いかけるのに必死だった覚えがあって……。
なので、曲そのものを深く理解する余裕は、なかったように思います。

「アヴェ・マリア」に関しても、聞いたことは幾度かあると思うのですが、「アヴェ・マリア」という曲名や、誰が作曲したのかを強く意識して聞いたことはなく……(´・ω・`)

というわけで、
「これを機会に!」
と、「アヴェ・マリア」を、改めて聞いてみることにしました。


まずは、聞く前に、シューベルトの「アヴェ・マリア」について調べました。

まず、この曲のタイトルは、正しくは「エレンの歌 第3番」だそうです。
元々は「湖上の美人」という叙事詩のドイツ語訳に、後から曲をつけたもの、とのこと。
ですが、さらにその後、シューベルトのこの曲の旋律に、カトリック教会のミサで読まれるラテン語をのせて歌われるようになり、そのラテン語のフレーズが、アヴェ・マリア(Ave Maria、聖母マリアへの祈りの言葉として使われる)」だったのだそう。

そのため、シューベルトは、最初からこの曲を、宗教曲として作曲したのではないそうです。
ですが、現在では、この曲を宗教音楽と思っている方も多いのだとか。

というわけで、そういった背景も踏まえて……
宗教音楽としてでなく、単純に、曲として聴いてみました。
視聴した動画はこちら↓↓

聴いてみたところ、私の頭に浮かんだのは、以下のような言葉たちでした。
「折り目正しい」「美しく揃えられた」「清らか」「物静か」「白い」「階段を降りる」……など。
それらのイメージをまとめてみると、
「白く繊細なドレスを着た、礼儀正しい女性が、白い鳥が舞い降りるように、ゆったりと静かに螺旋階段を降りてくる」
という図が浮かびました。

多分、「階段を降りる」というイメージが浮かんだのは、メロディが下降する部分が、そういう風に感じられたからなのだと思います。
「折り目正しい」や「美しく揃えられた」というイメージは、メロディーそのものが美しく繊細で、窓辺に飾られた一輪挿しのような印象があったからだと思います。
そして、「清らか」「物静か」「白い」という言葉たちは、この曲を聴いていて、何か、美術館で、思いもかけない美しい石膏像に出会ったときのような気持ちになったからだと思います。

この曲が、なぜ、宗教曲でない曲として作曲されたにも関わらず、ラテン語の祈りの言葉がこの曲にのせられ、歌われるようになったのか、なんとなくですが理解できたように思います。
この曲には、何か、「神聖で美しく、礼儀正しい、宗教的な何か」を感じさせる、あるいは想起させる、そういう力があるような気がするのです。

機会があれば、シューベルトの他の曲も、真剣に聴いてみたいと思いました🎹
もちろん、モーツァルトや、ベートーベンや、まだ知らない作曲家の曲も、たくさん、1曲1曲、真剣に丁寧に聴いてみたい!と思いました✨

それでは、今日もみなさんが、素敵な1日を過ごせますように😌

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