はじめに
こんにちは🌸利用者キクチです✨
みなさんは、「チップチューン」をご存じでしょうか?
「チップチューン(Chiptune)」とは、簡単に言うと、
「ファミコン音源」
「8bit音源」
とも呼ばれる、音楽ジャンルのひとつです。
(※厳密にはもと細かい定義があるようです。詳しくはこちら)
ファミコン、ゲームボーイなどで遊べたゲームたちに代表される「ピコピコ音」……
といえば、伝わりやすいでしょうか?
ゲームもパソコンも発達し、楽器も進化し、様々な「音」があふれる現代。
古き良き音を使いながらも、新たな音楽を生み出していく……。
どこかノスタルジックな音なのに、新しい。
チップチューンは、そんなジャンルです♪
前置きが長くなりました。
今回は、そんな「チップチューン」を取り入れた音楽を、ご紹介します!
ECHO/Crusher-P
海外のボカロP「Crusher-P」による、全編英語の1曲。
いわゆる「EDM的」な、新しくかっこいいサウンドも使われています。
ですが、間奏の途中、突然、伴奏のすべての音が、チップチューンサウンドに。
すぐにまた、攻撃的なEDMサウンドに戻りますが、この音の使い方は見事です。
この曲は、当時、最新版だった「Megpoid English」が使われています。
この曲の公開当時、日本産のVOCALOIDは、日本語しか歌えないものが大半。
「Megpoid English」は、VOCALOIDの中でも貴重な、「英語も歌えるシンガー」でした。
(現在は、初音ミクV4Xなど、英語も歌えるVOCALOIDが増えています)
印象的なフレーズを繰り返し使いながら、視聴者を決して飽きさせない構成力。
まさに、神曲です。
*ハロー、プラネット。/sasakure.UK
言わずと知れた、有名VOCALOID曲のうちの1曲。
サビで繰り返し歌われる、「オハヨーハヨー」というフレーズ。
耳にしたことがある、という方も多いのではないでしょうか?
最初から最後まで、可愛らしいチップチューンサウンドが使われています。
けれど、曲の中身は、決して可愛らしいだけではありません。
世界の終末に、たったひとり、「キミ」を探して旅をする初音ミク。
長い旅の果て、彼女は「キミ」のもとへたどり着きます。
そして……。
この曲の前日譚「しゅうまつがやってくる!」「ぼくらの16bit戦争」「ワンダーラスト」。
そして、後日譚である「*サヨナラ、ワールドエンド。」。
この5曲を合わせて、「終末シリーズ」と呼ぶことがあるそうです。
アイドル/YOASOBI
ファミコン音源によるカバー曲を数多く手掛ける「Studio Megaane」による1作。
今を時めく「アイドル曲」が、違和感なくピコピコ音で再現されています。
原曲はYOASOBI。
物語を基盤とした曲を手がけるアーティストです。
この「アイドル」は、アニメ「推しの子」の主題歌。
現在大ヒット中の、まさにタイトル通り「アイドル」的な1曲です。
現代的なサウンドも多く使われる原曲。
原曲をしっかりと踏襲しつつ、ファミコンっぽさも失っていない。
「Studio Megaane」のYouTubeチャンネルは、他にも様々なカバー曲があります。
あなたの大好きな1曲も、もしかしたら、チップチューンアレンジが見つかるかも!?
おわりに
今回は、オリジナル曲だけでなく、アレンジ曲(カバー曲)もご紹介させていただきました♪
古き良きピコピコサウンドを、あなたも楽しんでみませんか??
それでは、また~(^.^)/~~~