せなけいこさんの「ふうせんねこ」

こんにちは🌺 利用者:凌霄花のうぜんかずらです。

先日、10月23日に、絵本作家の「せな けいこ」さんが永眠されました……。
ご冥福をお祈りいたします(´・ω・`)

せなけいこさんの作品では、「ねないこだれだ」や、「いやだ いやだ」が有名かと思います。
でも、個人的に、一番印象に残っているのは、「ふうせんねこ」という作品です。

「ふうせんねこ」の主人公は、猫の男の子。
でも、この猫の男の子は、「いい子」かと言われると、そうではないのです。
いわゆる「いやいや期」なのでしょうか、何かにつけて「いやだ」と言います。

「おもちゃを片付けるのはいやだ」
「妹にお菓子を分けるのはいやだ」
「あれ買ってくれなきゃいやだ」
「ごはんはいやだ、お菓子だけ食べたい!」
……など、わがまま放題。
そして、「いやだ」という言葉を繰り返しながら、顔を、ぷぅ、と膨らませます。

そして、顔が、ぷー、と膨らみに膨らんだ、猫の男の子。
膨らみすぎて、なんと、お空へ、本人の意思とは関係なく、飛んでいってしまうのです。

そして、お話の最後は、

ぷーぷーねこは どこ いった

かあさん やねで よんでいる

(「ふうせんねこ」(せな けいこ作)より抜粋)

という、なんとも悲しく簡潔な文章で締めくくられます。

この絵本が今も印象に残っているのは、「救いがなかった」からなのかもしれません。
それまで読んでいた絵本が、結構ハッピーエンドで終わるものが多かったので、この猫の男の子が、空に消えてそれっきり……という終わりは、なんとも言い難い、強烈な印象を私に残しました。

同じような系統の「終わり方」では、他に「きれいなはこ」がありますね。
こちらも、悪いことをした子が、その報いを受けて……という、今にしてみると結構「救われない」終わり方の絵本でした。

せなけいこさんの絵本は、世代関係なく、読んだ人の想像力の扉を開いてくれます。
だからこそ、長い間、ベストセラーとして愛されてきたのではないかと、私は思います。

重ねて、せなけいこさんのご冥福をお祈りいたします。
せなけいこさんの絵本の数々が、これからも、たくさんの方に、読み継がれますように😌

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