こんにちは🌺 利用者:凌霄花です♪
今日は、茨城県にご縁のある作家さん「恩田陸」さんのお誕生日です🎂
恩田陸さん、お誕生日、おめでとうございますm(_ _)m
恩田陸さんは、高校生時代を茨城県の水戸市で過ごされたそうです。
同校で開催された「歩く会」の経験が、著作「夜のピクニック」の元になっているそう。
(これは割と有名なお話なので、ご存知の方も多いかと思います)
私は、恩田陸さんの作品、2016年刊行の「蜜蜂と遠雷」を何度も読みました。
今でも、読みたくなった時に、読み返す作品です。
「蜜蜂と遠雷」は、ピアノコンクールのお話です。
ピアノコンクールに参加する、4人の参加者を軸に、物語が展開されていきます。
映画化、および、コミカライズもされた作品です。
ただ、小説をずっと読んでいて、頭の中にイメージができあがっていた?せいもあるのか、映画作品の方の「蜜蜂と遠雷」は、私には合わなかったです……。
映画版は、最初の方しか見ていないけれど、色々引っかかるポイントがあって、その後を気持ちよく見れないな、となったので、途中で見るのをやめました(´・ω・`)
恩田陸さんにも映画作品に関わった方々にも大変申し訳ない気持ちですorz
なので私は、「蜜蜂と遠雷」は、小説版のみしか、ほぼ知らないです。
でも、何度も読みましたし、それくらい、大好きな小説の一つです。
何度も読み返したので、本に元々ついていたカバーが破れてしまったくらい(´・ω・`)
破れてしまった本のカバーは、今は、一部だけを切り取って、ラミネートして、しおりとして使っています。
また、「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編集である「祝祭と予感」も読みました。
こちらは、「蜜蜂と遠雷」に登場した人物たちの過去や、その後のエピソードを収録した短編集。
登場人物のひとりである「風間塵」と、その「先生」であり、本編では既に故人であったピアノの大家である「ユウジ・フォン・ホフマン」の出会いを描いた短編も収録されています。
個人的には、「祝祭と予感」の収録作の中では、「袈裟と鞦韆」という話が好きです。
「蜜蜂と遠雷」では、ピアノコンクールの課題曲として、「春と修羅」という、作中オリジナルのピアノ曲が登場します。
登場人物のひとり、作曲家である「菱沼忠明」が、ピアノコンクールのために書き下ろした曲という設定ですが、この曲の詳しい背景については、「蜜蜂と遠雷」では語られていませんでした。
「袈裟と鞦韆」では、菱沼忠明が、教え子の一人との思い出、そして彼の死を回想します。
菱沼が、目をかけていた音大生であり、音大を卒業ののちに作曲家となるも、夭逝した教え子、「小山内健次」との思い出、彼の夭逝、葬儀について回想するという形で物語が進みます。
そして物語の最後に、菱沼は、ピアノコンクール本部から委嘱を受け、ピアノ曲「春と修羅」を書き下ろすことになるのです。
つまり、簡単にいうと、「蜜蜂と遠雷」では語られなかった曲の背景が、「袈裟と鞦韆」にて補完されている、というわけです。
ただし、単なる「補完」、「書ききれなかったストーリーの補足」に留まるのではなく、きちんと、ひとつの物語であり、いくつかの必然性をもって描かれた「小山内健次」の人生に、胸を打たれます。
「蜜蜂と遠雷」、「祝祭と予感」は、みなさんにもぜひ読んでいただきたい小説です♪
ピアノコンクールの話なのですが、
「この曲知らないな……」
というのがあっても、映画版の音源も販売されておりますので、知らない曲があっても、それがクラシック・ピアノの入り口になってくれると思います。
特に、先ほども触れた「春と修羅」は、きちんと、メインの登場人物4人分、バージョンの違う演奏が、映画版音源として販売されていますので、違いを聞き比べてみるのも一興かと思います🎹
それでは、「読書の秋📚」、みなさんも楽しんでくださいね♪


