勾玉の日

こんにちは🌺 利用者:凌霄花です♪

今日は「勾玉(まがたま)の日」だそうです。
今日の日付を表す数字、「9」と「6」が、勾玉の形に似ていることが由来だとか……
また、今日の「誕生石」も、「勾玉」なのだそうです。

「勾玉」とは、古代の日本人が用いたお守りの一種。
翡翠(ヒスイ)、瑪瑙(メノウ)など、鉱石から作られていることが多いです。
パワーストーンとしても、最近では有名でしょうか。

有名なものでは、「三種の神器」の一つ、「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」がありますね。

この「八尺瓊勾玉」について、古事記におけるエピソードを、簡単に説明すると……

——天上の国「高天原(たかまがはら)」にて、弟である素戔嗚尊(スサノオノミコト)が成した数々悪行に、怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)。
天照大神は、天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる扉で閉した洞窟に閉じこもってしまいます。
その天照大神を、再び岩戸の外へと誘い出すために、他の神々が作ったのが、この「八尺瓊勾玉」、そして、もうひとつの「三種の神器」である「八咫鏡(やたのかがみ)」。
神々は、勾玉と鏡、そして布を榊の枝にかけました。

ちなみに、もう一つの神器である「天叢雲剣(草薙剣)」は、後に、下界に落とされた素戔嗚尊が、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し、その首と尾を切り落としたところ、尾から出てきた剣を、天照大神に献上したものだとされています。
その後、天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女神が舞い踊り、その踊りのおかしさに、他の神々は面白おかしく騒ぎます。
「私が岩戸にこうして隠れているのに、どうしてみんな楽しそうなのかしら」
と不思議がり、岩戸から覗いた天照大神に、天鈿女命は、
「あなた様より、貴くて素晴らしい神がいらっしゃったので騒いでいます」
と言いながら、八咫鏡を見せました。
八咫鏡に映った神の姿(実際は自分の姿)をよく見ようと身を乗り出した天照大神は、岩戸のそばで待機していた天手力男神(アメノタヂカラオノカミ)に岩戸から引っ張り出され、世界には太陽の光が戻った——
という話になります。(少し長くなりました💦)
そういえば、博物館などでは、鉱石を使った勾玉を、ミュージアムショップ(お土産屋さん)で売っているところもありますね。
茨城では、確か、「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」のミュージアムショップで販売していた覚えがあるのですが、今も販売しているのでしょうか。
勾玉は、古来より、魔除け以外にも、健康祈願・幸運招来などの効果もあるとされているそう。
お守りとして、持ってみるのもいいかもしれませんね♪
それでは、今日もみなさま、よい1日をお過ごしくださいませm(_ _)m
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