ビオラが咲いています🌸

こんにちは🌸利用者のキクチです。

OHANAのあるビルの1階入り口の脇には、小さな花壇があります。
この花壇をお借りして、利用者さんの一人がビオラを植えてくださいました🌸

ビオラは、園芸で言うとパンジーの小型種のようなものだそうです。
私も、今まで「ビオラとパンジーって何が違うのかしら?」と思っていたんですが、どうやら大きさで分かれているようです。
調べてみたところ、花径が5cm以上のものをパンジー、4cm以下のものをビオラとして扱うとのことでした。

ビオラは「Viola」と綴ります。
ちなみに楽器としてのヴィオラ🎻も「Viola」と書きますが、両者の間には関係性は見られないようです。
でも、植物と楽器の名前が同じというのには、もしかして何かしらの不思議な関係があるのでは……と思いたくなりますね。

植物の方のビオラ🌸で思い出すのは、昔読んだ、長野まゆみさん作の長編小説「テレヴィジョン・シティ」です。
この小説に、「ヴィオラ」という精油が登場するのです。
ビオラから抽出した成分を濃縮した液体で、登場人物の一人が、これを常用しているという設定でした。

対して、楽器の方のヴィオラ🎻で思い出すのは、恩田陸さん作「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ小説、「祝祭と予感」所収の短編「鈴蘭と階段」です。
バイオリンからヴィオラに転向したとある音大の学生が、「自分の楽器選び」に悩んでいたところ、一本の電話が入ります。
そうして、天啓のような奇跡的な導きで、彼女は、「自分のヴィオラ」と運命的な出会いを果たす、という短編です。

さて、閑話休題。

OHANAの花壇も、ビオラのほかに、さまざまなものを植えていく予定です。
これから、利用者さんやスタッフさん、みんなで話し合って、花壇をより素敵な場所にしていけたらと思います。
花壇のお話も、これからお伝えしていければと思いますので、お楽しみに✨

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