はじめに
こんにちは🌸利用者キクチです✨
今回は、本格的な春到来!ということで、春にちなんだ曲をご紹介です🌸
今回も、基本的に、YouTubeなどで視聴できる曲を中心にご紹介します♪
ご興味がある方は、ぜひ、これからご紹介する曲を聴いてみてくださいね〜!
それでは、いきます!
桜前線異常ナシ/ワタルP
10年以上前に投稿されて、なお、色褪せず散ることない1曲🌸
まるで人が歌っているような、迫力のある初音ミクの声。
和風のサウンドを使いながらもアップテンポな曲調。
歌うのはなかなか技量の要る1曲ですが、聞くと自然とテンションの上がる1曲でもあります。
文字通りの「春一番」にふさわしい、春の初めに聞きたい曲です。
春泥棒/ヨルシカ
翻って、こちらは、「春の終わりに聞きたい曲」です。
「雨とカプチーノ」、「藍二乗」、「だから僕は音楽をやめた」……。
また、最近では、「葬送のフリーレン」第2クールOP曲「晴る」。
ヒット曲を次々とリリースする「ヨルシカ」が送る、「春の終わり」の歌です。
はらり 僕らもう息も忘れて
瞬きさえ億劫
——「春泥棒」/ヨルシカ より
というサビの歌詞が印象的な1曲です。
そして、曲は、こんなふうに終わります。
ただ葉が残るだけ
はらり
今 春仕舞い
桜が散り、葉桜として残ること。
そして、春が終わり、夏が来ること。
それを、簡潔な言葉で、しかも美しく表現した歌詞がかつてあったでしょうか……!
ヨルシカの歌詞は、言葉選びというのか、言葉の使い方が素敵ですね。
『無題』/KulfiQ
社会人を応援する1曲。
そして、自らの生きてきた道を示し、これからも歩んでいく——そんな曲です。
この曲は、特にイメージされている季節はないと思うのですが……
個人的に、この曲には「春」のイメージが、初めて聴いた時からありました。
多分、歌詞に出てくる「読書感想文」という言葉が、学校を想起させるから。
そして、
「10年越しの感想文」
先生、ちょっと、遅くなりましたけど
今の、僕の、生きてきた道です
という歌詞が、
「昔の自分を振り返り、そして、決別することなく生きていく」
というひとつの「卒業」のカタチを想起させるからだと思います。
KulfiQ(くるふぃー)さんは、他にも、「Q.No.3」や「カロン」、「ヘイムダルの角笛」などの名曲を生み出しています。
今は活動を休止されているようですが……
いつか戻ってきてくれたら、と思っているボカロPさんのひとりです。
春と修羅/スペクタクルP
宮沢賢治の「永訣の朝」をオマージュした1曲、とのことです。
曲中にも、
「まっしろな二相形」
「すべての幸いをかけて」
という、宮沢賢治氏の「永訣の朝」を想起させるフレーズが出てきます。
最初は「君と僕が二人」だった部屋は、「君」の死によって「君と僕が一人」へ。
そして、僕は、「君」の最後の言葉をうけて、「誰も苦しまぬよう春を迎える」。
スペクタクルPさんも、独特の言葉の使い方をされますね。
でも、その言葉が、無理なく美しい形に収まっているのはすごいなと思います。
おわりに
今回は、ボカロ曲多めの構成となりました。
本当は、松任谷由実さんの「春よ、来い」とか、黒うさPさんの「千本桜」とか、halyosoyさんの「桜ノ雨」とかもご紹介したかったんですが……💦
ただ、この3曲、どれもあまりに有名な曲なので、
「今更私が紹介しなくともみんな知ってるだろうしなあ……」
という考えに至り、今回はちょっと見送りました。
このブログ記事が、みなさんが新しい曲を知るための機会になれば幸いです。
それでは、また(^^)/~~~