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目次
ひとつめ🌙お月見団子の話
こんはな〜🌺 利用者:凌霄花です♪
今日は「中秋の名月」ですね🌙
古くから、お月見をして、美しい月を愛でる慣習のある日とされています✨
「中秋の名月」は、里芋の収穫の時期にあたるため、「芋名月」とも呼ばれます。
一部地域では、お月見のお団子も、里芋の形を模した「しずく(雫)」の形に成形します。
関東では、まん丸い、ころっとしたお団子が主流ですが、しずく形のお団子は、中日本や西日本で多く見られるようです。
(そういえば、「舞妓さんちのまかないさん」という漫画に登場する芸妓さんが、妹にあたる舞妓さんに、しずく形であんこの巻いてあるお月見団子を、「京都ではこういうお月見団子なの」(意訳)と説明するシーンがあったことを思い出します)
地域によって、同じ「お月見団子」という言葉でも、違うものを思い浮かべているのかもですね。
また、最近では、お月見団子の中に、餡を入れたり、黒蜜を入れたりするものもあるそうです。
ふたつめ🌙外国での「中秋の名月」
日本語では、この時期の満月を「中秋の名月」と呼びます。
実は、英語でも、この時期の満月を表す言葉があります。
「Harvest Moon」、「Hunter’s Moon」という二つの言葉です。
「Harvest」は、「収穫」のこと。
アメリカでは、9月が農作物の収穫の時期であることから、9月頃の満月をそう呼びます。
「Hunter」は、「狩人」のこと。
10月ごろは、狩猟を始める頃であることから、10月頃の満月をそう呼ぶのだそうです。
「Harvest Moon」は、日本では、有名ゲームタイトル「牧場物語」の、Playstation版のサブタイトルとしてもお馴染みですね。
また、「牧場物語」の北米版のタイトルも、「Harvest Moon」なのだそうです。
ちなみに、中国では、「中秋節」というイベントがあります。
家族で集まり、「月餅」というお菓子を食べながら、月を愛でる行事だそうです。
「月餅」は、日本では、小さなサイズが一般的ですが、中国では、大きなものをみんなで切り分けて食べる方が一般的だそうです。
日本では通年で販売されていることも多い「月餅」ですが、中国では、中秋節の時だけ、の特別なお菓子なんですよ♪
みっつめ🌙日本の神話における「月」
さて、日本の神話における「月」のお話に移りましょう。
古事記と日本書紀において、「月の神」とされているのは、「月読命」です。
一般的には、伊弉諾尊が、黄泉の国(=あの世、死後の世界)から帰ってきた際、汚れを清めるために禊ぎをした際に、その右目から生まれた神である、とされています。
兄弟として、姉であり太陽神である女神「天照大御神」、弟に、八岐大蛇を打ち倒した男神「建速須佐之男命」がいるとされています。
しかし、「月読命」について、詳しく書かれている書物は少ないです。
古事記では、天照大御神、素戔嗚尊とともに、「三柱の貴き子」(=「三貴子」)と呼ばれます。
ただ、生まれた後、伊弉諾尊に、「夜の食国を知らせ」、つまり「『夜の食国』を、領主として支配し、治めなさい」と命じられるシーン以外に、出番がかなり乏しいです。
また、場合によっては、素戔嗚尊と月読命が同一視されている(=同じ神であると考えられている)こともあります。
その名前の表記も、「月読命」以外にも「月夜見」や「月弓」という表記があり、表記が一定していません。
よっつめ🌙外国の神話における「月」
さて、外国の神話では、どんな「月の神」がいるのでしょうか?
有名な「月の神」として挙げられるのは、ギリシア神話の「アルテミス」、「セレーネー」、ローマ神話の「ディアーナ」などでしょうか。
この3人は、いずれも女神です。
特に、アルテミスは、狩猟と月を司る女神であり、弓の名手であり、山野や森を獣たちとともに駆け回る、勇ましい女神として知られています。
エジプト神話には、「月の神」であり、トキ(鳥)の頭を持ち、知恵を司る「トート神」がいます。
トート神は、太陽神ホルスの左の目が、64個のかけらに分割され、ばら撒かれてしまった際に、そのかけらを拾い集め、ホルスの瞳を回復したとされています。
ただ、最後のひとつのかけらが見つからなかったため、トート神は、その優れた魔術によって欠けた部分を補い、ホルスの左の瞳を完全な形に戻したとされています。
ケルト神話には、月の女神として「アリアンロッド(アリアンフロド)」が登場します。
彼女の名は、古いことばで「銀の円盤」あるいは「銀の車輪」を意味します。
アリアンロッドは、豊穣の女神であった「ブリギッド」と同一視されることもあるようです。
ブリギッドは、一人の女神と数えられることもありますが、それぞれに異なる性質を持つ3人の女神を合わせて呼んだ名前だとも言われます。
加えて、ブリギッドは、戦いと死を司る女神「モリガン」の別の姿であるという説もあります。
一説では、季節が巡ることにより、若々しい女神ブリギッドは、年老いた女神モリガンに姿を変え、そして春が来るとまたブリギッドに姿を変え……と、季節の循環を表す象徴的な女神として、表現されています。
アリアンロッドの名前にある「車輪」も、回転するものであることから、物事がつながって巡り、また元にもどって、循環を続けていくことの象徴でもあります。
満ち欠けを繰り返し、循環を繰り返す「月」の象徴としてふさわしいと言えるでしょう。
北欧神話でも、「マーニ」という、月の運行と満ち欠けを司る神がいます。
兄弟(姉、あるいは妹)である太陽の運行を司る女神「ソール」とともに語られることの多い神ですが、二人の神は、常に、それぞれ、ハティとスコールという狼に追いかけられながら、天を運行しているそうです。
また、童話の「かぐや姫」では、最後に、かぐや姫が「不死の薬」を残し、月へと帰ります。
ヒンドゥー教では、不老不死の霊薬として、あるいは月の神として「ソーマ」が登場します。
また、中国の神話では、「嫦娥」という仙女が、不老不死の薬とその秘密を盗み、月に逃げた、と言われています。
月に住む兎は、嫦娥の化身、あるいはお供だとされており、兎たちは、不老不死の薬を作っているのだとされているそうです。
いつつめ/今日のまとめ
今回は、今日が「中秋の名月」ということで、月にまつわる話を色々ご紹介しました。
年に一度の、中秋の名月。
たまには夜空を見上げて、物思いにふけってみてはいかがでしょうか?
それでは、今日も皆様が、素敵な1日を過ごせますように🌙
そして、素敵な秋の夜を、過ごせますように🌙✨


