7月3日の誕生花:蓮の花にまつわる様々なお話

はじめに

こんにちは🌺 利用者:凌霄花のうぜんかずらです♪

今日の誕生花は、ハスです🪷

今日は、蓮の花に関わる様々なお話を、紹介したいと思います。

仏教における蓮

蓮といえば、日本や中国では、仏教の影響もあることから、「清らかで神聖なもの」のたとえとして多く使われています。

特に、泥中でいちゅうはちすという言葉がありますが、これは、
「(泥の中のような)汚れた環境であっても、(蓮の花のように)清らかさを保っていること」
を表す表現として使われます。
(「はちす」とは、蓮を表す古い日本語表現だそうです)

また、はすうてなという言葉もあります。
こちらは、仏様、菩薩様がその上に座っている、蓮の花の形をした台座のことです。
蓮の花は、仏教では、仏の悟り、そして安らぎの象徴。
そして、蓮の花の5つの特徴を表す「蓮華の五徳」が、極楽へと往生できる信心深い人の特徴と合致することから、仏様、菩薩様は、蓮の花の上に座っているのだそうです。

文学、絵画における蓮

文学では、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に、蓮の花が登場します。

ある日の事でございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いているはすの花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色きんいろずいからは、何とも云えないにおいが、絶間たえまなくあたりへあふれて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。

(芥川龍之介「蜘蛛の糸」より 冒頭部分)

しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着とんじゃく致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足おみあしのまわりに、ゆらゆらうてなを動かして、そのまん中にある金色のずいからは、何とも云えないい匂が、絶間たえまなくあたりへあふれて居ります。極楽ももうひるに近くなったのでございましょう。

(芥川龍之介「蜘蛛の糸」より 最後の部分)

ちなみに、水辺に咲く、よく似た種類の植物として「スイレン(睡蓮)」があります。
こちらは、「蓮(ハス)」とは全く別の種類の植物です。
蓮と睡蓮は、花の咲く位置や、葉の形などで見分けることが可能です。
また、有名な印象派の画家、クロード・モネが描いたのは、スイレンです。
英語では、「蓮」を「lotusロータス」、「睡蓮」を「waterウォーター lilyリリーと呼んで区別します。

海外における蓮

蓮の花は、早朝に咲き、昼には閉じて、また次の朝に咲く……ということを4日間ほど繰り返すことから、「再生」を意味する花ともされています。
このことから、インド、ベトナムなどでは、国花(国の象徴である花)に制定されています。

また、蓮の英語名「Lotusロータス」と同名の、空想上の植物がギリシャ神話にも登場します。
叙事詩「オデュッセイア」に登場する、「ロートパゴス族」と呼ばれる、架空の人々の主食とされている木の実が取れるのが「ロータスの木」。
民族の名である「ロートパゴス」は、ギリシャ語で「ロータスを食べるもの」の意味です。
「ロータスの実」を食べたものは、故郷のことも大切な友人や家族のことも忘れ、この土地で永遠に安穏と暮らしたい、と思ってしまうほど美味な木の実だとされています。

詩人ホメロスによる長編叙事詩「オデュッセイア」は、「オデュッセウス」という英雄が、トロイア戦争終結の後に故郷へ帰ろうとするも、神の呪いを受けて様々な苦難に晒されながらも、故郷に帰還して、故郷に蔓延っていた自らの敵を倒し、故郷に安寧を取り戻す物語です。

このように、蓮は、古来より、様々な民族の間で親しまれていた植物であることがわかります。

おわりに

あなたも、夏の早朝に蓮の花を発見したら、ぜひ、じっくりと観察して見てくださいね♪
きっと、心がより清らかで、安らかな気持ちになると思いますよ!

それでは、今日も、あなたの1日が、素敵な1日になりますように😌

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