はじめに
こんにちは🌺 利用者:凌霄花です♪
今日の誕生花は、蓮です🪷
今日は、蓮の花に関わる様々なお話を、紹介したいと思います。
仏教における蓮
蓮といえば、日本や中国では、仏教の影響もあることから、「清らかで神聖なもの」のたとえとして多く使われています。
特に、「泥中の蓮」という言葉がありますが、これは、
「(泥の中のような)汚れた環境であっても、(蓮の花のように)清らかさを保っていること」
を表す表現として使われます。
(「はちす」とは、蓮を表す古い日本語表現だそうです)
また、「蓮の台」という言葉もあります。
こちらは、仏様、菩薩様がその上に座っている、蓮の花の形をした台座のことです。
蓮の花は、仏教では、仏の悟り、そして安らぎの象徴。
そして、蓮の花の5つの特徴を表す「蓮華の五徳」が、極楽へと往生できる信心深い人の特徴と合致することから、仏様、菩薩様は、蓮の花の上に座っているのだそうです。
文学、絵画における蓮
文学では、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に、蓮の花が登場します。
ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
(芥川龍之介「蜘蛛の糸」より 冒頭部分)
しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足のまわりに、ゆらゆら萼を動かして、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽ももう午に近くなったのでございましょう。
(芥川龍之介「蜘蛛の糸」より 最後の部分)
ちなみに、水辺に咲く、よく似た種類の植物として「スイレン(睡蓮)」があります。
こちらは、「蓮(ハス)」とは全く別の種類の植物です。
蓮と睡蓮は、花の咲く位置や、葉の形などで見分けることが可能です。
また、有名な印象派の画家、クロード・モネが描いたのは、スイレンです。
英語では、「蓮」を「lotus」、「睡蓮」を「water lily」と呼んで区別します。
海外における蓮
蓮の花は、早朝に咲き、昼には閉じて、また次の朝に咲く……ということを4日間ほど繰り返すことから、「再生」を意味する花ともされています。
このことから、インド、ベトナムなどでは、国花(国の象徴である花)に制定されています。
また、蓮の英語名「Lotus」と同名の、空想上の植物がギリシャ神話にも登場します。
叙事詩「オデュッセイア」に登場する、「ロートパゴス族」と呼ばれる、架空の人々の主食とされている木の実が取れるのが「ロータスの木」。
民族の名である「ロートパゴス」は、ギリシャ語で「ロータスを食べるもの」の意味です。
「ロータスの実」を食べたものは、故郷のことも大切な友人や家族のことも忘れ、この土地で永遠に安穏と暮らしたい、と思ってしまうほど美味な木の実だとされています。
このように、蓮は、古来より、様々な民族の間で親しまれていた植物であることがわかります。
おわりに
あなたも、夏の早朝に蓮の花を発見したら、ぜひ、じっくりと観察して見てくださいね♪
きっと、心がより清らかで、安らかな気持ちになると思いますよ!
それでは、今日も、あなたの1日が、素敵な1日になりますように😌

