こんにちは🌺 利用者:凌霄花です♪
今日、マリーゴールドさんとお話ししていて、
🌺「日本って、猫の妖怪は、猫又とか、火車とか、化け猫とか色々いるけど、犬の妖怪って……」
🏵️「メジャーなのがパッと出てこないですね……」
というお話になりました。
ちなみに、その後なんとか出てきた「犬の妖怪」が、「送り犬」と「人面犬」でした。
これは……妖怪……なのでしょうか……?
ちなみに、「送り犬」は、
「山道を歩く人のあとをずっとついてきて、その人が転ぶとたちまち食い殺しにかかる」
というちょっと物騒な妖怪。
「人面犬」は、
「人間の顔を持ち、人の言葉を喋ると言う犬、に関する都市伝説」
だそうです。なるほど。
外国だと、犬にまつわる伝承とか、犬の姿をした「この世ならざるもの」に関するお話が多い印象があります。
「ハリー・ポッター」シリーズにも、「グリム」という、「墓場に住み着く巨大な亡霊犬で、死の予兆」と言われる犬について、語られる部分がありますね。
「魔法使いの嫁」という漫画に出てくる「ルツ」というキャラクターも、元は普通の犬でしたが、
「眠った主人が、目覚めても寂しくないように」
と、亡くなった飼い主の墓を守っているうちに、「墓守犬」となりました。
これらは、「ブラックドッグ」「ヘルハウンド」「黒妖犬」とも呼ばれ、特に墓守としての性質をもつものは「チャーチ・グリム(Church Grim)」とも呼ばれるそうです。
基本的に温和な性格だそうですが、彼らを軽んじたり、貶めたりといった行為をすると、とんでもない目にあうとか。
また、ギリシャ神話などでは、冥府の門番として、「3つの頭を持ち、尾が蛇の犬」ケルベロスや、その兄弟で、二つの頭を持つ犬・オルトロスが登場します。
かの有名なクトゥルフ神話にも、「絶えず飢えており、非常に執念深く、狼に似た姿をしている」という、ティンダロスの猟犬がいますね。
「どうして、日本には犬の妖怪が少ないんだろう?」
と思ったのですが、もしかしたら「狛犬」という概念が既にあって、神聖な存在……という見方があるからなのかも、という気がします。
「犬張子」という置物も、子宝・安産のお守りとされていますしね。
マイナスのイメージが少ないのでしょうか?
地域によって、同じ生き物でも、捉え方が違ったり、逆に、距離がすごく離れている地域でも、同じような伝承があったりするのはとても面白いですね♪
他にも、そういうものがないか、今度また調べてみようと思います🔍
それでは、今日も、皆様が素敵な1日を過ごせますようにm(_ _)m